「カードキャプターさくら」は、CLAMP による魔法少女漫画の金字塔です。
1996年の連載開始以来、多くの読者を魅了してきました。
しかし、長年にわたって発表されたシリーズを、どのような順番で読むのが正解なのでしょうか。
本記事では、「カードキャプターさくら」の漫画を時系列に沿って読む正しい順番を解説します。
「カードキャプターさくら」漫画シリーズを読む正しい順番
「カードキャプターさくら」の漫画シリーズは、刊行された順番がそのまま物語の時系列に沿っているため、単行本が発売された順に読み進めるのが正解です。
- カードキャプターさくら(全12巻)
・クロウカード編(1巻〜6巻)
小学4年生の木之本さくらが封印の鍵を手に入れ、19枚のクロウカードを集める物語。
・さくらカード編(7巻〜12巻)
小学5〜6年生のさくらが、クロウカードをさくらカードに変えていく物語。 - カードキャプターさくら クリアカード編(全16巻)
中学生になったさくらの新たな冒険の物語。
同じCLAMP作品の『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』や『×××HOLiC』に関しては、パラレルワールドとなっています。
カードキャプターさくらの登場人物たちが作品に出てきますが、ストーリは繋がっていません。
そのため、「カードキャプターさくら」のストーリーを追う場合は、カードキャプターさくら(全12巻)とクリアカード編(全16巻)を読めばOKです。
各シリーズの見所と時系列上の位置づけ
カードキャプターさくら
- クロウカード編(1巻〜6巻)
「カードキャプターさくら」の第1章であるクロウカード編は、主人公・木之本さくらが封印の鍵の力で、散らばった19枚のクロウカードを集める冒険の始まりです。
さくらの明るくひたむきな性格と、親友や仲間たちとの心温まる交流が魅力。
また、クロウカードを使った多彩な魔法バトルにも注目です。 - さくらカード編(7巻〜12巻)
クロウカード編の1年後を舞台に、さくらが自分の力でさくらカードを生み出していくのがさくらカード編です。
さくらの成長とともに、魔法の使い方も洗練されていきます。
また、さくらと小狼の淡い恋の行方にも注目が集まります。
シリーズの集大成として、見応え抜群の最終巻は必見です。
カードキャプターさくら クリアカード編(全16巻)
「カードキャプターさくら」の続編にあたるクリアカード編は、中学生になったさくらの新たな冒険を描きます。
封印の鍵が夢の鍵に変わり、透明なクリアカードが出現するという新展開に期待が高まります。
小学生編では描かれなかった、さくらたちの中学生活や恋愛模様にも注目です。
2024年4月1日に最終巻(16巻)が発売され、物語が完結しました。
まとめ
「カードキャプターさくら」の漫画シリーズを読む際は、「カードキャプターさくら」(全12巻)の「クロウカード編」から「さくらカード編」へ、そして続編の「クリアカード編」(全16巻)へと、発売された順番に読み進めるのが正解です。
「クロウカード編」では、さくらの冒険の始まりと成長を、「さくらカード編」では、さくらの自立と恋愛模様を楽しむことができます。
そして「クリアカード編」では、中学生になったさくらの新たな魔法の冒険が展開されます。
少女漫画の金字塔として、今なお多くのファンを魅了し続ける「カードキャプターさくら」。この記事を参考に、ぜひ原作漫画を読んで、さくらの冒険の世界を体験してみてください。